今回は豆乳を米麹で発酵させる豆乳甘酒の作り方をご紹介したいと思います。
豆乳を米麹で発酵させると、豆乳のタンパク質が米麹の酵素(タンパク質分解酵素)の働きによりアミノ酸に分解され、グンとアミノ酸量が増えます。
タンパク質からアミノ酸に分解されることで、体内での吸収率も上がります。
無調整豆乳はさっぱりとした味ですが、米麹で発酵させることで米麹のデンプンが分解されたブドウ糖の甘み、タンパク質が分解されたアミノ酸の旨みなどが加わり、濃厚でコクのあるスープのような味わいに変わります。
美容や肌の調子を良くしたい方には必見の甘酒です。簡単なので是非作ってみてください。
材料
- 米麹(乾燥タイプ):100g
- 無調整豆乳:400g
作り方
1. 米麹と無調整豆乳をよく混ぜる
2. 62℃で12時間発酵させる
温度と時間は通常の甘酒を作るときと同じです。
今回は温度管理が出来るヨーグルトメーカー「ヨーグルティア」を使用しました。炊飯器で作る場合は、温度管理が難しいため55~60℃を目安に発酵させるのがいいと思います。
発酵時間は米麹の粒が柔らかくなる6時間あたりから飲めるようになります。9時間、12時間と発酵時間を延ばすことで米麹の粒がより柔らかくなり、味も濃厚になります。
3. 途中で一度かき混ぜる
今回は4時間後にかき混ぜました。米麹が下の方に溜まってしまうので、一度かき混ぜてあげるといいと思います。
4. 発酵終了後は冷蔵庫で保存する
賞味期限は一週間を目安に飲みきりましょう。
とろりとしていてコクのある濃厚な味に仕上がりました。
朝食時や小腹が空いたときにもオススメな甘酒です。
参考文献
- 麹のプロ達が考えるこれからの発酵事情とは?麹の勉強会【3】~助野さん、小倉ヒラクさん、お二人のお話~
https://kawashima-ya.jp/contents/?p=4260#intv_article2