何度でも行きたい富弘美術館

こちらの絵はがきは星野富弘さんの作品です。
星野富弘さんの絵葉書はよくお土産やお手紙の形でいただくことがあります。花に言葉が添えられて、絵のタッチ、言葉ともに優しい雰囲気をもっています。星野さんの作品はすべて口にくわえた筆で描かれています。

富弘美術館の絵葉書
「木は自分で動きまわることができない
神様に与えられたその場所で
精一杯 枝を張り
許された高さまで
一生懸命伸びようとしている
そんな木を私は友達のように思っている」

星野富弘さんは群馬県勢多郡東村(現みどり市東町)に生まれました。小さい頃から身体を動かすことが好きで、青年期は登山や器械体操などに熱中していたようです。群馬大学教育学部体育科卒業後、中学校の教諭になりますが、その二か月後、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷、手足の自由を失ってしまいます。失意の中、母親の献身的なサポートもあり、生きる力を絵に託し、病院に入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始めます。

富弘美術館は星野富弘さんの作品が展示されている美術館です。
一つ一つの作品に触れていると「生きる勇気や希望」「命の力」を感じさせてくれます。

富弘美術館の絵葉書
「いつか草が風に揺れるのを見て
弱さを思った
今日
草が風に揺れるのを見て強さを知った」

さて、富弘美術館は群馬県みどり市にあります。みどり市の中でも山奥、田舎の方にあります。

桐生市、みどり市方面から行く場合は、みどり市大間々町の国道 122号線にのります。この道をまっすぐに行くと富弘美術館に着きます。この道は山間を進む一本道のため、ドライブをしながらも自然景観を楽しむことができます。 バイクのツーリングの人も多い道です。

富弘美術館に行く途中には「草木ダム展望台」があります。展望台からは草木湖と解放感がある景色が楽しめます。草木湖はダム湖百選にも認定されています。

草木ダム展望台
草木ダム展望台
展望台の様子
草木ダム展望台
展望台からの眺め

草木ダム展望台を通り過ぎると、富弘美術館まではもう少しです。

日曜日ということもあり、富弘美術館の駐車場には神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県ナンバーの車もあり、県外からも多くの人が来ているようでした。

富弘美術館
富弘美術館の入り口

富弘美術館のすぐ横には草木ドライブン(道の駅)があります。食事処とお土産を買うこともできます。

草木ドライブンインの名物は「よもぎまんじゅう」です。
もっちりと弾力がある生地と、よもぎの良い香りがします。

草木ドライブイン

草木湖の周辺は国民宿舎サンレイク草木(露天風呂)ファミリーオートキャンプ場そうりなどの施設もあります。またちょっとしたハイキングにもいい場所だと思います。

草木ドライブイン
草木湖
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