桐生の特徴の一つは商店街通りが長いことです。
桐生には町歩きの目的で桐生駅から重要伝統的建造物群保存地区(本町1丁目、2丁目)まで歩いて来る人が多くいますが、桐生駅から重伝建地区までの末広通り、本町通りの道のりは商店街通りになっています。
桐生は人口減少、少子高齢化の問題があります。
商店街通りも昔のような活気は失われ、シャッター通りとなっているところもあります。
町歩きに来る人も商店街通りを歩いていてもさみしい町と感じてしまう部分もあると思います。
私は本町で仕事をしていることもあり、よく本町通りをふらふらと散歩しています。
毎年少しずつではありますが、新しいお店がオープンしたり、イベントが開かれていて賑やかな日もあります。
地元にいるとなかなか休日に商店街を歩いてみようとはならないですが、住んでいる町の様子の変化を知ることは大切だなと感じます。
地元の人が歩かない町はやはり観光に来る人もつまらないと感じてしまうと思います。
これから地方は人口がどんどんと減少していく中で、イベントが行われているときはちょっと見に行こうといったことや、地元の様子に目を向けていようという意識が町づくりには必要なことと思います。
さて、桐生の商店街通りで毎月行われているイベントに桐生天満宮の骨董市があります。
この日は人の通りも多く、商店街もにぎやかになるので市外の人でも町歩き、地元の人でもちょっとしたお出かけには良い日だと思います。
写真は本町4丁目から3丁目に向かって撮ったものになります。
このまま真っ直ぐに歩いていくと、重伝建地区、桐生天満宮へ行けます。