甘酒作りで使うお米は家のお米だと思います。
どの品種のお米でも甘酒は作れますが、品種によって甘みは変わります。
甘酒を甘くす方法としておすすめしたいのが低アミロース米を使うことです。
またはもち米をブレンドしてみることで甘酒はより甘くなります。
お米の種類にはうるち米ともち米があります。
またお米の成分であるデンプンはアミロースとアミロペクチンから成り立っています。
●うるち米
一般的に毎日食べられているお米
デンプンの成分→アミロース:アミロペクチン=2:8(一般的な比率)
●もち米
お餅やお赤飯を作るときに使われるお米
デンプンの成分→アミロペクチンほぼ100%
アミロースが少なくて、アミロペクチンが多い割合のお米を低アミロース米といいます。
低アミロース米は炊き上がりに粘りがあり、柔らかいことが特徴です。
品種としてはゆめぴりか、ミルキークイーンなどがあります。
低アミロース米にお米を変えてみることで甘さは確実に変わります。
もち米のみで甘酒を作ると甘すぎると感じることもあると思います。
そういう場合は家のお米に少しもち米をブレンドする形で試してみるのもよいと思います。
自分好みの甘さに甘酒を調節していき、自分にとって飲みやすい甘酒を作ることが大切です。